国産ブランド
「茨城の銘石」
良質な石材の採掘場として有名な茨城県。そこで採れる「茨城の銘石」は、日本を代表する国産石材のブランドになります。特にここ真壁町は「石の町 真壁」とも呼ばれ、日本一の石材産地と言われています。坂口石材工芸は、この真壁で一番の加工工場として長年技術を磨き、職人を育て、あらゆる石材加工ができる会社として発展してきました。また、「茨城の銘石」を国産ブランドの確固たる地位へと導きました。
銘石の取り扱い石種
真壁小目石(まかべこめいし)

やすらぎを生む美しさ 墓石日本一の一品
真壁小目石は、茨城県の桜川市真壁町により産出される石材です。採掘されるのは、筑波山から北に15kmほどのところに位置する加波山。ここ桜川市、笠間市周辺では良質な石材が豊富に採掘されることから「花崗岩の国内三代採石地」と言われています。真壁石が評価される理由は、高硬度で高密度、吸水率が低く、加工もしやすいことにあります。また、美しい光沢があり、変色しづらいという性質を持ちます。色合いとしては白系で、キメが細かいものは遠目で見るとグレー色に見えます。 青味の強いものほど高級品とされています。
稲田石(いなだいし)

「白い貴婦人」と呼ばれる気品に満ちた御影石
稲田石は、茨城県笠間市稲田の東西約20km〜南北約10kmの通称石切山脈と呼ばれる広大な地域に分布しております。白御影石の代表格ともいえる石材です。
白く澄んだ石肌、均整のとれた石目、耐久に優れた硬い石質が特徴です。
やさとみかげ(御影石)

国内屈指の埋蔵量 光沢のある上品な色合いの御影石
やさとみかげは茨城県石岡市の加波山より採掘される御影石です。白石の花崗岩で、深みのある青みがかった表情に、点在する石英(薄い灰色)が見事にマッチし、独特の雰囲気を演出します。国内屈指の埋蔵量をもち、年間採掘石量3000トンを誇る茨城の銘石です。
光沢があり、風、雪による劣化も少ないのが特徴です。青みを帯びた上品な色合いを保つので、墓石や外冊をはじめ、日本を代表する建築や記念碑など、さまざまな場所で利用されてます。
羽黒青糠目石(はぐろあおぬかめいし)

青くきめ細やかな石肌 気品と重厚感のある最高級石材
高級墓石材として知られる羽黒青糠目石は、桜川市の羽黒地区で採掘されます。日本を代表する羽黒青糠目石はこの羽黒地区のみで産出され、地表から約30kmの地層でしか採掘ができない大変希少価値の高い御影石です。
他には類を見ないきめの細かい石目と、青みがかかった深みのある輝きが特徴で、独特の気品と重厚感を生み出します。
坂戸石(さかといし)

青味がかった美しい光沢を放つ白御影石
桜川市西飯岡地区で産出される花崗岩です。大目と呼ばれる石目の大粒な白御影石で、美しく上品なブルーグレーの色合いを持ちます。また加工によりコントラストを出しやすい石材になります。
その他の国産ブランド石材も取り扱っております。お気軽にご相談くださいませ。