当社の強み
国産墓石の取り扱い専門店
坂口石材工芸は、採石場と直接取引をすることにより選りすぐりの良質な石材を自分の目で確かめて購入しています。
石材の採掘場の情報を常に把握し、その時々に合わせて良質な原石を仕入れることを心がけています。
また、良質な原石を加工するためには、高度な技術が必要です。
そのための職人の育成にこれまで力を入れてきました。
それに比べて一般の墓石店では、商社を介すことで見た目は同じでも、品質が悪い石材を安価な中国工場で加工している場合が多いです。
自社加工しているからこそ品質の差は建立後の5年、10年後に表れていきます。 国産墓石専門の坂口石材工芸だからこそ出来る強味です。
世界に認められる国産墓石の性能
国産墓石 | 外国産墓石 | |
---|---|---|
石質・吸水率 | ◎ | △ |
硬度 | ◎ | △ |
石質・吸水率
安価な外国産石材は吸水率が高く、水はけもよくありません。また、全体的に濁っていて石目がはっきりせず、比較的柔らかい石が多いため、色落ちしやすいです。
国産墓石では、吸水率に優れ、艶持ちが良く、外国産墓石に比べて風化の速度が遅いため、100年以上持つことが出来ます。
硬度
鉱物の硬さを表す硬度ですが、外国産墓石に関しては日本の風土とマッチしないケースもしばしば…硬度が低く、質にばらつきがみられることも少なくありません。それに対し国産の良質な御影石は硬度が高く、衝撃があっても欠けにくいため、墓石づくりに重宝されています。
取り扱いブランド
首都圏のお墓で1番使われている石材です。
国宝迎賓館赤坂離宮の外壁にも使用されている事で有名な銘石です。
白い貴婦人と呼ばれる気品に満ちた御影石です。
石目が揃った青みのある石材です。
非常に人気の高い石である真壁小目石同様、国宝迎賓館赤坂離宮の外壁に使用されています。
羽黒青糠目石は関東の石材ではNo.1の石材です。
石目が米糠の様に細かい事から糠目と呼ばれており、青みが強いため彫刻には最高の石です。
その他にも、香川県の庵治石、岡山県の万成石、愛媛県の大島石、神奈川県の本小松石、岩手県の姫神小桜石、福島県の紀山石、芝山石、深山吹雪、青鍋石、浮金石、滝根石、磐梯みかげ、中山石、宮城県の伊達冠なども取り扱いがございます。ぜひお気軽にご相談ください。
技術力
最高品質を実現するのは、最高の目と腕を持った職人たち。坂口石材工芸が評価される理由の一つに、手仕事による技術力があります。通常の墓石の多くは磨き仕上げが主流ですが、弊社がこだわるのは伝統技法であるノミ切り、びしゃん、小叩きといった手仕事。特に味わいのあるノミ切り仕上げは、熟練した加工職人とは言えども、誰もができるものではありません。
確かな技術を継承し、伝統技法を存続する。坂口石材工芸では職人がプライドをかけて石と向き合っています。
坂口石材工芸 磨きへのこだわり
坂口石材工芸では、そういった思いから研磨にこだわり、三和研磨株式会社様のご協力のもと、8工程の研磨を行っております。
石の表面には本来凸凹があります。石の表面をダイヤモンド砥石で研磨する事で、石の表面はツルツルで鏡のような仕上りとなり、柄や色がはっきり見え高級感のある仕上げとなります。建立後長い年月が経っても、艶持ちが良く、経年劣化しづらいお墓作りにこだわっております。
光沢計
仕上り方の違いを見分ける方法の一つとして光沢があります。光沢の具合を計測する為に光沢計を使用します。
同じような光沢にみえても、数値でみるとその違いが分かります。この数値の差は、経年変化の差に直結してきます。
※光沢度は100で鏡と同等となります。
※80番~3000番はダイヤ砥粒を用いて、石を削っていきます。
①80番 ※粗工程 うねりや切削段差を取り除き、形を整えます。
②200番 ※粗工程 粗いキズ跡の除去を行い、地を締めます。
③400番 ※中仕上 200番によるスジ傷の除去を行い、更に地を締めます。
④500番 ※中仕上 400番によるスジ傷の除去を行い、更に地を締めます。
⑤1000番 ※中仕上 500番によるスジ傷の除去を行い、表面の剥離を抑え込みます。
⑥2000番 ※細仕上 艶出しの工程がスムーズに行えるよう、更に細かな研磨を行います。
⑦3000番 ※細仕上 艶出しの工程がスムーズに行えるよう、更に細かな研磨を行います。
⑧ファイナル仕上 ※ツヤ仕上 水量、発熱を適正にし超微細加工をしながら仕上げます。
参考:バフ仕上 ※ツヤ仕上 水量を絞って発熱を促進し磨きあげます。
一般的にはバフ仕上の石材店が多いですが、⑧ファイナル仕上を行うことにより耐久性、色艶の持ちが格段に上がります。
バフ仕上では上がりきらなかった数字も、ファイナル仕上ではかなり高い数値となりました。
バフ仕上で無理やり艶を出すのではなく、細かい研磨を丁寧に行う事で、光沢と経年劣化のしづらいお墓となります。
昭和の伝統的な砥石研磨(ファイナル仕上)で仕上げた墓石と、平成以降のバフ研磨で仕上げた墓石との光沢度の比較では、昭和に建てられた墓石のほうが光沢計の数値が良いデータも出ています。
建立時期が新しい墓石であっても、仕上方によっては光沢がなくなるのが早くなります。
坂口石材工芸で採用しているファイナル仕上は、この耐久性の高い伝統的な仕上方法を参考に行っています。
中国加工との差
80番→200番→400番→800番→2000番→バフのように3工程少なく仕上げている会社が多くなっています。
また研磨方法にも違いがあります。中国の高い電圧を使い、無理やり削りあげ時間を短縮しているケース。
綺麗に見える製品も、顕微鏡などで見た場合、表面に小さな穴が空き凸凹しているものがあります。
この穴は仕上りを急ぎ、無理やり削りあげた事による摩擦熱によって、石の結晶が剥離してしまった為におこります。
この肉眼では見えない小さな穴(ピンホール)は、後々の劣化に繋がる要因となります。
他にも色艶を良く見せる為に、色入れや、薬品でごまかしている製品も多く見られます。そのため仕上り直後は綺麗に見え、肉眼では判別つきませんが、後々変色したり、色艶が落ちてしまいます。
全てはお墓を建てられるお客様の為。
坂口石材工芸はお客様の大切なお墓を責任をもってお作りいたします。
職人紹介
- 代表取締役
- 坂口 登
- 一級石材施工技能士(厚生労働大臣資格)
- 伝統工芸士 真壁石燈籠(経済産業大臣指定)
- ものづくりマイスター
- 職業訓練指導員
- 2級土木施工管理技士
- 2級建築施工管理技士
- お墓ディレクター2級
実績
- 01
- 石の街「真壁」において、創業一代にして石材業界を牽引する存在に。
- 02
- 石材に関する加工であれば何でも対応できる、圧倒的な技術力と工場を設備。
- 03
- 他では真似できない技術を持った15名以上もの職人と、各職人の技術力向上のための指導・ノウハウ。
- 04
- 【メディア情報】日本テレビ『びっくりしちゃった新記録』にて、坂口石材工芸作の「小便小僧」がとりあげられる。
- 05
- 【メディア情報】テレビ朝日『アレはスゴイはず!?』にて、坂口社長本人のお墓が取り上げられる。
- 06
- 第一回日本石塔展覧会 入賞
- 07
- 第二回日本石塔展覧会 入選。その時制作された五輪塔は、後に宮城県亘理郡山元町に建立され『千年塔』と命名される。
- 08
- 有限会社坂口石材工芸 代表取締役、株式会社茨城の石本舗 代表取締役、全国石材技能士会 副会長、茨城県石材施工技能士会 副会長、伝統工芸士 真壁石燈篭、一級技能士 石材加工、一級技能士 石張りを務める。
石材産地証明と工事完了後の保証書
さらに、墓石の工事完了後、皆様にご安心頂ける様、当社発行の10年保証書を発行しております。この保証書をお持ちの方には、墓石の変色や故意ではない不具合等が生じた場合において、期間中、無償にて対応させて頂きます。